ソフトコンタクトレンズ
ソフトコンタクトレンズはスポンジのように水分を含んでやわらかくなる素材を使用し、レンズに含まれる水分を通して角膜に酸素を供給するように作られているレンズです。
ソフトコンタクトレンズは水分を含むと柔らかくなるプラスチックを使用したコンタクトレンズで黒目より大きいサイズ(13.0~14.5mm)です。
水とよくなじむ素材で、主にコンタクトレンズに含まれる水分から酸素を瞳に供給します。ソフトレンズは、その名前の通り柔らかく水をたくさん含んでいるので、つけ心地が非常に良いレンズです。
また、レンズがずれにくくはずれにくいので、スポーツ時にもお勧めです。なお、使い捨てレンズはすべて、ソフトレンズです。
ソフトコンタクトレンズのメリット
- ソフトコンタクトレンズは装用感がよくて慣れやすいです。
- ずれにくくはずれにくいのでスポーツをするときなどにも便利です。
ソフトコンタクトレンズのデメリット
- 不正乱視の矯正力が弱く、耐久性にも劣ります。
- タンパク質などの涙の成分や汚れがつきやすく、ときには細菌やカビが繁殖することもあります。そのため毎日の洗浄と消毒がとても大切です。
レンズが乾燥すると見え方が悪くなるだけでなく、黒目にトラブルを生じます。特に涙の分泌量の少ない人や、まばたきの少ない人は、乾燥感を感じたら涙に近い成分の人工涙液の目薬を頻回に点眼するように心がけましょう。
ソフトコンタクトレンズは装用感がよいため、目にトラブルを生じても自覚しにくく、障害が重症化しやすいことが問題です。調子が悪いときはレンズを外して眼科専門医の診察を受けてください。
使い捨てコンタクトレンズの登場
ソフトコンタクトレンズのこのような欠点を補うために、古いレンズを使い捨てて、早く新しいレンズと交換するようにした、使い捨てコンタクトレンズ(ディスポーザブルコンタクトレンズ)や頻回交換レンズが開発されました。
使い捨てレンズや頻回交換レンズは、従来のソフトコンタクトレンズに比べると酸素透過性の高い材質でできていることが多く、さらにレンズが汚れる前に交換されるために重篤な眼障害の発生頻度は低くなりました。
シリコーンハイドロゲルソフトコンタクトレンズ
これまでは水分を含む量が多い素材のレンズほど酸素をよく透過するので目によいとされていましたが、まったく新しい素材(シリコーンハイドロゲル)のレンズが開発されました。
このレンズは水分を含む量が少なくても酸素をよく透過し、これまでのレンズに比べて6倍以上の酸素透過性を有しています。次世代のレンズとして注目されています。
