コンタクトレンズの種類と特長
コンタクトレンズは大きく分けてソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズの2種類になります
コンタクトレンズの種類の種類には大きく分けて、ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズの2種類があります。
それらのコンタクトレンズの特長を理解しながらあなたの目の状態にあった種類のレンズを利用しましょう。
ソフトコンタクトレンズ(使い捨てコンタクトレンズ)
ソフトコンタクトレンズはスポンジのように水分を含んでやわらかくなる素材を使用し、レンズに含まれる水分を通して角膜(黒目の部分)に酸素を供給するように作られているレンズです。
直径は13~14mmくらいで、角膜全体を優しくおおうため、ほとんどの場合何も着けていないような自然な装用感が得られ、動きの激しいスポーツ時などでもズレたり外れたりしにくいのが特長です。
使い捨てタイプのレンズはソフトコンタクトレンズに属します。また、乱視に対応する使い捨てソフトコンタクトレンズもあります。
また、ソフトコンタクトレンズには、
- 含水性(低含水、高含水)ソフトコンタクトレンズ
- シリコーンハイドロゲルソフトコンタクトレンズ
があります。含水性ソフトコンタクトレンズは素材によって多少の性状の差があり、含水率とイオン性で4つのグループに分けられます(厚生労働省の分類)。
| 低含水(含水率50%未満) | 高含水(含水率50%以上) | |
| 非イオン性 | グループⅠ 主に従来型のソフトコンタクトレンズ | グループⅡ 従来型及び一部の使い捨てソフトコンタクトレンズ |
| イオン性 | グループⅢ このグループのコンタクトレンズはほとんどない | グループⅣ ほとんどの使い捨てコンタクトレンズ |
ハードコンタクトレンズ
ハードコンタクトレンズは、素材に水をほとんど含まない固いプラスチック製のレンズです。素材の分子レベルのすき間を通して角膜に酸素を供給します。
直径は9mmくらいで角膜より2~3mm小さいサイズです。光学特性に優れ、シャープな視界が得られる特長がありますが、固い素材を使用しているため、装用開始時に異物感(レンズが目の上で動き、ゴロゴロしたりする感じ)を感じたりする場合もあります。
ハードレンズは、装用時に生じる「涙液レンズ」と呼ばれる効果によって、近視や遠視と同時に乱視も矯正することが可能です。(乱視の状態によっては矯正できない場合もあります)
また、ハードコンタクトレンズには
- ガス(酸素)透過性のないPMMA(polymethyl methacrylate)
- ガス(酸素)透過性のあるRGP(rigid gas permeable)
がありますが、現在ではPMMA素材のレンズはほとんど使用されておらず、RGPの素材が使用されています。
レンズの交換頻度による選び方
交換頻度によるコンタクトレンズの種類は、大きく分けて1枚のレンズを1年半~2年くらい使用する従来タイプと、短期間で新しいレンズに交換する使い捨てタイプの2種類に分かれます。ハードレンズも従来タイプの一種です。
使い捨てタイプは、レンズに蓄積される汚れが目に与える悪影響を抑えることができ目の健康にも理想的な上、紛失や破損などのトラブルにも心配がいらないため最近の主流となっています。使い捨てタイプには、1日使い捨て、2週間交換、1週間交換などがあります。ライフスタイルや経済性などを考慮して自分に合ったタイプを選ぶのが良いでしょう。
主な使い捨てタイプの種類
- 2週間交換タイプ
2週間(14日間)ごとに新しいレンズに交換します。
毎日目から外した後には、レンズケアを行ないます。
1箱6枚入り。12週間分(約3ヵ月)が1セット。 - 1日使い捨てタイプ
毎日、新しいレンズに交換します。
レンズケアは一切不要。目から一度外したレンズは再使用できません。1箱30枚入り。1ヵ月分が1セット。
これらの詳細は使い捨てコンタクトレンズのタイプ比較で紹介していますので参考にしてください。
普段はメガネやハードレンズを使用し、週末のスポーツや旅行・出張の時だけ使い捨てタイプを使うなど、ライフスタイルや生活シーンに合わせて使い捨てタイプを併用する方も増えてきています。
